BNUXEZ12600
等級:アッパークラス寝台車
製造年:1989年
導入両数:8(12687〜12695)
製造事業者:インド国鉄?
連結器:ABC
2013年頃に、インド国鉄より冷房付の客車が移籍した。
全体的なデザインはインド製の新製車に近いものの、全長はミャンマーの標準よりも長い(そのため、形式にXが追加されている)。
出入口下部に銘板が取り付けられており、そこから読み取る限りでは1989年頃に製造された模様。
アッパークラス座席車と寝台車の二種類が入籍し、竣工後約一年ほど(2014年頃)はヤンゴン駅客車区にまとまって留置されていた。
その後、寝台車はミッチーナー線の寝台急行列車に2015年1月17日より投入され、アッパークラス車の多くは2015年頃よりヒンタダ地区の列車に投入された。
車両によって竣工・運用開始時期に差があるため、2016年時点では全般検査をまだ受けていない車両が混在していた(台枠中央部にある、"R"から始まる年月が全般検査期限で、台枠の右端に新製登録"N"/全般検査出場日"S"と中間検査"L"の出場日が記入されている)。
MR標準仕様とは異なる点が多々見られるからか、全般検査実施時期となる2017年頃より運用を外れており、以降定期列車での運行はなされていない模様。
ミンゲ工場内やミョハン駅貨物ヤードの一角に一部車両が留置されている他、寝台設備を生かして職員の休憩用とした事業用での活躍も見られる。
冷房装置を有しているものの、ミャンマーでは使用していない。そのため、窓を引違に改造している。
台車(アッパークラス車のもの)。