BNUEZ10700

 

等級:寝台車
製造年:1970年前後?
製造両数:17両(10790〜10806)
製造事業者:Jessop & Co. Ltd
連結器:ABC連結器

1950年代後半の西ドイツ・日本製車両以来の新造寝台車となったグループ。製造はインドのJessop社である。
動力近代化に伴う車輌投入において客車は1000番台が使用されてきた中で、本グループから10000番台に付番されるようになった。なお、同時期に製造されたアッパークラス座席車には1190番台が割り当てられている。
付番方法も10790番からと、中途半端な番号からスタートしているのが興味深い。
外観は上側の角が丸められたかまぼこ型の窓が特徴である。既存の急行用客車と連結することが考量されているからか、貫通路も当初から設けられている。

2010年代を通してヤンゴン・マンダレー線やマンダレー・ミッチーナー線の急行列車に連結されていた。
また1両は囚人輸送車に改造され、12400番台に改番されている。

BNUEZ10793

BNUEZ10796

BNUEZ10806

<参考文献>
・Jane's World Railways 1971-1972


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