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等級:アッパークラス
製造年:1989年
導入両数:11
製造事業者:インド国鉄?
連結器:ABC

2013年頃に、インド国鉄より冷房付の客車が移籍した。

全体的なデザインはインド製の新製車に近いものの、全長はミャンマーの標準よりも長い(そのため、形式にXが追加されている)。
出入口下部に銘板が取り付けられており、そこから読み取る限りでは1989年頃に製造された模様。


アッパークラス座席車と寝台車の二種類が入籍し、竣工後約一年ほど(2014年頃)はヤンゴン駅客車区にまとまって留置されていた。
その後、寝台車はミッチーナー線の寝台急行列車に2015年1月17日より投入され、アッパークラス車の多くは2015年頃よりヒンタダ地区の列車に投入された。
車両によって竣工・運用開始時期に差があるため、2016年時点では全般検査をまだ受けていない車両が混在していた(台枠中央部にある、"R"から始まる年月が全般検査期限で、台枠の右端に新製登録"N"/全般検査出場日"S"と中間検査"L"の出場日が記入されている)。

MR標準仕様とは異なる点が多々見られるからか、全般検査実施時期となる2017年頃より運用を外れており、以降定期列車での運行はなされていない模様。
ミンゲ工場内やミョハン駅貨物ヤードの一角に、一部車両が留置されている。

冷房装置を有しているものの、ミャンマーでは使用していない。そのため、窓を引違に改造している。 

 

台車。

室内の様子。天井中央に冷房ダクトが通され、扇風機も備えている。
デッキ部にはトイレの他、冷房装置の操作盤のある機器室の様な区画も設けられている。

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