WBYV5500/7500

 

形式:WBYV5501〜5700, 7501〜7600
製造年:1954〜57年
製造両数:300両
製造事業者:日立、川崎重工、富士重工
連結器:ABC

日本の鉄道車両メーカーによって1950年代に合計300両が導入された、長物車。
5501〜5550は日立製、5551〜5600は川崎重工製、5601〜5700, 7501〜7600は富士重工製。
7500番台の車両は戦後賠償による製造。
各タイプとも、外観に大きな相違は見られない。
製造当初は、木材等の輸送のための支柱が取り付けられていた。
現在は取り外している車両も見られる。
また、タンクを取り付け形式を改めた車両もわずかながら存在する。
木材、バラスト、控車などに用いられ、現在も各地で用いられている。



WBY∀5595
川重製。台車は既存のS型を装備する。


WBY∀7099
富士重製。無蓋車と連結され、土砂の輸送に用いられていた。


WBY∀7030
木材を積載した事例。

 

WBTO∀7514
タンク車に改造された事例。走行方向に対して横向きに取り付けられた5個のタンクが個性的だ。


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