MHLV7000

MHLV7000

形式:MHLV(Material Ballast Low Sided Vacuum Break)7001~7200, 7301~7399
製造年:1957年
製造両数:300両
製造事業者:イギリス製、輸送機工業、新潟鉄工
連結器:ABC

1957年に300両が導入された。7150までの車両はイギリス製、7151〜7200は輸送機工業製、7300番台は新潟鉄工製。日本製の車両は戦後賠償による製造。
リベットを多用した車体は旧型の二軸有蓋車(現在はほぼ引退、地方の駅構内に廃車体が一部留置されている)やボギー有蓋車と同じコンセプトのデザインだ。

同じ二軸車でも、有蓋車の方はほぼ現役を退いている一方で、こちらは多数の車両が現役である。


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MHL∀7363
ヒンタダ駅構内に留置されていた。

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MHL∀7099
やや上方からのアングル(列車内からの撮影)。撮影場所はヤンゴン・マンダレー線の駅(記憶ではタウングーの辺り)構内で、バラストを積載していた。保線作業においても、小型で一両単位で使用できるこうした貨車は使い勝手が良いのだろう。

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MHL∀7030
側面のアングルで。パティン方面の駅に留置されていた車両で、検査明けから間もないからか、赤色が他の車両よりも濃かった。
砕石輸送列車は、同一形式の無蓋車(あるいはホッパ車)を乗務員用の有蓋車と車掌車で挟む編成となる事が多い。


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