DD900/DD1200(Krupp)

DD961

旧西ドイツのKrupp社からは、1964〜1987年の間に69機の液体式ディーゼル機関車が導入されている。
内33機がここで紹介する900馬力級、8両が1200馬力、残りが1500馬力級のエンジンを搭載するものとなっている。いずれも、動軸は四つのDD型である。

なお、ドイツ語の掲示板には、Krupp機の製造・試運転時の貴重な写真が投稿されており、参考にさせていただいた。
※便宜上、運転台側を前位とする。

DD901〜906(1969年製造)

DD901

DD901(マンダレー所属)、マダヤにて

1964年のDD1500形に続いて導入された900馬力級の機関車。
MR公式サイトによると、現在は画像の901号機のみが稼働しているとの事。
同機は2007年にヤタウン工場にて機関を更新し、塗装も独自のものに変更されている。


DD901の台車。

 

DD943〜958(1978年製造)

DD954 DD957
上:DD954(コーリン所属)、下DD957(パコック所属)、いずれもモンユワにて

,犯羈咾靴董後位側のルーバーが縦方向に拡大され、腰部には前照灯と尾灯のユニットが左右に設置されている。
腰部の灯具は、運行実態や部品不足等の関係からか取り外されて義眼状態になっているものも多い。

DD959〜969(1987年製造)

DD959DD964
上:DD959(コーリン所属)、下DD964(マンダレー所属)、いずれもナバにて

前年に導入されたDD1200形とほぼ同仕様の車体となった。△らは後位側妻面のルーバーが廃され、側面のものはより大型となっている所が識別点である。

DD1211~1218(1986年製造)

DD1217
DD1217(マンダレー所属)、ミョハンにて

1986年に8両が導入された。基本構造はの車体を踏襲している。


DD1211の台車。

Krupp機は、液体式ディーゼル機関車の整備を中心に行うヤタウン工場のある上ビルマ以北の機関区(コーリン、モニン、マンダレー、パコック)を中心に配置されている。
運用もマンダレー・ミッチーナー線の旅客・貨物列車が中心で、優等列車以外の多くの列車が同社製の機関車に牽引されている。
またマンダレー所属機はマダヤ線の他、ヤンゴン・マンダレー線の砕石輸送列車でヤンゴンまで走る事もある。

液体式ディーゼル機関車はミャンマー国鉄の機関車としては多数派ではないものの、今後ドイツ政府によるヤタウン工場の技術支援が決定している事もあり、これからも活躍は続くであろう。

ギャラリー

DD943(MDY) 
DD945(MDY) 
DD951(MDY) 
DD957(PKU) 
DD965(MDY) 
DD966(MDY) 
DD1211(MDY) 
DD1216(MDY) 
DD1217(MDY) 

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